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2008年2月11日

Tonight / David Bowie


リリース:1984年
評価:★★★★
コメント:ナイル・ロジャースのプロデュースによる前作<Let's Dance>でとうとうメジャー・シーンをも席巻してしまったデヴィット・ボウイ。

賛否両論の中、その勢いを引き継いだ形の作品が本作。
とは言えここにN.ロジャースの影はなく、却って前作の賑やかでダンサブルな作品が何であったのか?と思わせるような部分があります。

D.ボウイ自身はこの時期の異常な人気について、後年は否定的なもの言いをしていると聞いたことがあります。

が、実際に本作からも[6]を筆頭に[1]や[4](ティナ・ターナーがデュエットで参加)がヒット。

先の「賑やかでダンサブルな」という側面はぐっとアダルトチックなそれに昇華されており、[5]のようなハードなナンバーもあれば[8]の'50sのレビューのような趣の曲もある。

がんばってテナーボイスを聞かせる(^^;[3]や、同志である?イギー・ポップとのデュオを聴かせる[9]など、「もし<Let's Dance>を経ずに本作がリリースされていたら・・・」と考えると、寧ろ、これまでのD.ボウイのスタイルや流れからして、余程自然な感じを受けるのは私だけでしょうか?
収録曲
1.Loving the Alien
2.Don't Look Down
3.God Only Knows
4.Tonight
5.Neighborhood Threat
6.Blue Jean
7.Tumble and Twirl
8.I Keep Forgetting
9.Dancing with the Big Boys

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