リリース:1982年
評価:★★★★
コメント:ステップス作品にはライブ作品が多い様に思いますが、やはりジャズ系バンドという事からすれば、ライブであるからこそのパフォーマンスを一位に見る傾向が強いのかも知れません。
本作はステップスの3作目にあたりますが、この時点で作品数の2/3がライブ作品ですからねぇ(^^;
1作目からドラムに座っていたスティーヴ・ガッドに代わり、ピーター・アースキンが参加していますが、より「ジャズ的なスウィング感」がグループに持ち込まれた事は確かな事かと思います。
ただし、小生は「S.ガッド=スウィングしない」という公式はあまり認めたくはありません。
若くして逝ったピアニスト、ミッシェル・ペトルチアーニがS.ガッドについて語ったインタビューを御覧になれば、その事をお判り頂けると思います。
それはさて置き、やはりフロントを飾るマイク・マイニエリのヴィブラフォンとマイケル・ブレッカーのテナーサックスに耳を奪われる事が多い中、作品の多くをコンポーズしているドン・グロルニックの鍵盤(ピアノ)の素晴らしさも特筆モノかと思います。
こういう素晴らしい人材が居てこそ、ステップスが'80sを越えてゆけた原動力だったのだと思います。
収録曲:
1.N L 4
2.The Aleph
3.Patch of Blue
4.Four Chords
5.Take a Walk
6.Nichka
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