評価：★★★★
コメント：仕方が無い事とは思いつつも、'80s初期の作品はほぼ壊滅状態になっている感があるシーナ･イーストン。
'80sファンには何とも歯痒い思いです。
あまりあり難くもないベストもの等はうなるほど出ているのですが･･･
安直な形容とは思いつつも'80s初期のシンデレラ･ガール、S.イーストンのデビュー作品となるのが本作。
何よりも[7]は今なお'80sヒット曲コンピなどにはよく収録されますね。
米ではほぼ同時にチャート入りしていた[12]も軽やかで判りやすいサビがイイ具合です。
チャームであり、如何にもアイドル然とした歌声、作品/プロデュースにも恵まれたいいデビュー作品ではないかと思います。勿論、後年のちょっと艶やかな雰囲気を湛えたS.イーストンもよいのですが、やはり音楽(洋楽)を聞き始めた頃と重なるだけに、この辺りへの思い入れは強いです(^^;
割合にカラリとした前半もいいのですが、ヒット曲を含みつつも、すこしトーンを落した曲でゆっくりと歌い上げる[11]、[13]、[14]を含む後半（所謂、アナログ盤で言うところのB面）がお気に入りでした。
収録曲：
1.Don't Send Flowers
2.Cry
3.Take My Time
4.When He Shines
5.One Man Woman
6.The Prisoner
7.Moody (My Lova)
8.9-5 (Morning Train)
9.So Much in Love.
10.Voice on the Radio.
11.Calm Before the Storm
12.Modern Girl
13.No One Ever Knows
14.Summer's Over
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