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2011年4月28日
Isolation / TOTO
リリース:1984年
評価:★★★★
コメント:'82年のグラミー賞で5冠に輝いた<Toto IV>から2年。
ボーカルのボビー・キンボールはバンドを去っていますが、新たにファーギ・フレデリクセンを迎えてリリースされた5作目('84年作)。
アルバム全体を通して聴いてみると、ブライトでテクニカルを全面に出し過ぎる事のないアメリカン・ロック然とした感じです。
ルークのgも気持ちよくサスティンの効いた伸びやかな音でまとめています。
特に新加入のF.フレデリクセンのヴォーカル、そのハイトーンでの伸びは強力な武器になっています。
惜しむらくは、(従来のTotoにあった)バラード系の良さが今一つ聞えてこない所でしょうか。
また、本質的によろしくないとは思いつつ<Toto IV>と比較してしまうと、楽曲の幅/種類といったと所での狭さが気になります。
尤も、その部分をどのように捉えるかはファン(リスナー)次第ではありますが。
本作は商流に乗り切れなかった(=前作ほどのヒットはしなかった)事は事実ですが、まぁ、それとこれとは話を分けて考えるべきかもしれませんね。
個人的には可不可なく・・・というところで落ち着く作品です。
多分に、Totoというグループ(その音)に出会った時期が、大きく評価に影響する、という点は間違いないかと(^^;
収録曲:
1.Carmen
2.Lion
3.Stranger in Town
4.Angel Don't Cry
5.How Does It Feel
6.Endless
7.Isolation
8.Mr. Friendly
9.Change of Heart
10.Holyanna
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