評価：★★★★
コメント：本作＜Night Music＞はセシリオ＆カポノの3rd作品。
ＡＯＲ系のアルバム１００選とかにはよく顔を出す作品のようですが、小生はこれが始めてのセシリオ＆カポノでした(^^;
サーフロックの定義（と言いますか範囲と言いますか）を心得てはおりませんが、語感からして潮風心地よく基本路線はハッピー･･･って感じかなと。
センシティブになる前のビーチボーイズとかもそれに入るのでしょうかねぇ。
小生は「サーファーが好んで聴くロックの一派」と思っておりましたが(^^;
ひょっとすると本作以前の方がその傾向が顕著なのかもしれませんが、先の要素にメロディアス＋飾り過ぎないナチュラルな響きといった要素を加えると、本作の全体像としてはバッチリこれを表現しているのではないでしょうか。
安直と言えばそれまでですが、海岸線、夕暮れ／夜明け前･･･なんてシチュエーションが似合うかと(^^;
[1]、[4]以外は彼ら自身によるコンポーズで占められており、先述の通りのしなやかな楽曲が並んでいます。
なるほど、ストリング等のアレンジにはニック･デカロがクレジットされていますねぇ。
サックス、フルート等はトム･スコットがヘルプしています。
収録曲：
1.Love by the Numbers
2.The Nightmusic
3.After the Omen
4.We're All Alone
5.Have You Ever Had That Feelin'
6.Climb the Line
7.Make It Up To You
8.Here With You
9.I Love You
10.Longing
11.Sailin'
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