評価：★★★
コメント：「フェイセスの頃の･･･」とか「ジェフ･ベックと一緒の頃の･･･」といった前置きが付く場合は例外として、ソロそれも'80sに入ってからの「ロッド･スチュワートが好き／ファンです」という声を小生はこれまで聞いた事が無ありません。
勿論、ファンは確実に（＆相当？）居るのでしょうが、小生が洋楽を聴き始めた頃には周りにR.スチュワートを推す人が誰も居なかった･･･という事になります。はて？
本作は'83年リリース作品であり、[2]や[6]がシングルとしてヒットしています。
双方に共通するのは要所にシンセを使った比較的ポップな曲である、という点でしょうか。
ヒットしたのだから悪い訳ではないのですが、何となく違和感があるというオールドファン？もいたかも知れません。
極個人的に思うのは、R.スチュワートという人のスタイルといいますか味が出るのは比較的シンプルながらもノリのいいロケンロールナンバー、それと、オールドな感じも入れつつＲ＆Ｂフレーバー
が香るようなナンバー･･･なのかなぁと思います。
これはソロ初期の作品やフェイセズ後期の作品をベストと思っているからかも知れません。
本作における[1]などはその香りが感じられて個人的には好きなナンバーと云えます。
いっそオールドタイムなＲ＆Ｂやソウルのカバー集でも出してくれればそれはそれで面白いんじゃないかなぁ。
[This Old Heart of Mine]とか[People Get Ready]で相性の良さは判っていますしねぇ(^^;
収録曲：
1.Dancin' Alone
2.Baby Jane
3.Move Me
4.Body Wishes
5.Sweet Surrender
6.What Am I Gonna Do (I'm So in Love With You)
7.Ghetto Blaster
8.Ready Now
9.Strangers Again
10.Satisfied
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