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2011年7月16日
Let It Flow / Dave Mason
リリース:1977年
評価:★★★★
コメント:ソロ1作目の<Alone Together>を聴いて以来しばらく経ってからポツリポツリと聴きだしたのですが、まだまだ押さえるべき作品は多いようで難儀しています(^^;
CBSレーベル移籍後の5作品目にあたる本作、デイヴ・メイソンの最高傑作と謳われる事の多い作品です。
実際に聴いてみると、楽曲の多くが非常に耳になじみやすく、また、これまでR&Bや独特の土っぽさのようなものも武器としてきた?D.メイソンのイメージとはちょっと離れ、当時の西海岸サウンドを全面的に展開するような軽快さのような部分が強く出ているようです。
旧来のファンにしてみるとその変化自体にうなづけないかも?!
前作の<Certified Live>を個人的には(本作前までの)ベスト盤のような位置づけに見ていましたので、一区切りつけたD.メイソンが当時の音楽潮流を察して西海岸音楽要素をすばやく取り入れたのかも知れませんね。
他の楽曲も含めて通しで聴くのが基本スタンスではありますが、独特の奥行き(イメージの広がり)を感じさせる[3]や、爽やかなAORタッチのイントロが気持ちいい[8](ステファン・スティルスも参加)等は個人的なへヴィー・ローテーションでした。
収録曲:
1.So High (Rock Me Baby and Roll Me Away)
2.We Just Disagree
3.Mystic Traveler
4.Spend Your Life with Me
5.Takin' the Time to Find
6.Let It Go, Let It Flow
7.Then It's Alright
8.Seasons
9.You Just Have to Wait Now
10.What Do We Got Here?
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