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2011年7月23日

Power Play / Billy Cobham


リリース:1986年
評価:★★★
コメント:'80s中期のビリー・コブハム作品の1つであり、GRPレーベルへ移籍しての2作品目。

'60s末期から'70sにかけてのジャズロック~フュージョン最盛期におけるB.コブハムの演奏スタイルや楽曲が好きな方にとっては、ここで聴くことができるそれらは全くと言っていいほど別物と考えた方が良さそうです。

アルバム全体としてそれ程強烈に印象に残る部分はなく、個人的には[5]での組曲スタイルでのそれが比較的気持よく聴けたかなぁというレベルでした。

無論、成長のないアーティストなどいませんし、ここで(この時期)のB.コブハムにおいては必ずしもアルバムタイトルが示すパワー優先のような叩き方・楽曲スタイルでなくとも良かったのかも知れません。

ただ、GRPというレーベルにおいては何となく本作で聴くことができるような作風にならざるを得なかったのかなぁ、と邪推してしまいます(^^;

またgにはスタジオミュージシャン、セッションプレーヤーとして名手に挙げてもイイ(と、個人的に強く思う(^^;)ディーン・ブラウンが居ます。そうなれば尚更彼のガツンとしたギタープレーも堪能したかったなぁ…

後年、D.ブラウンもソロ作品を出しますが、これがギター好きには結構響く作品になっています点、申し添えておきます。
収録曲
1.Times of My Life
2.Zanzibar Breeze
3.Radioactive
4.A Light Shines in Your Eyes
5.Summit Afrique: The Foundation ("Isisekelo Zulu")
6.Summit Afrique: Dance of theBlue Men/The Nomads
7.Summit Afrique: The Debate ("Indaba")
8.Summit Afrique: The Conflict("Ingxabano")
9.Summit Afrique: The Little One ("Omncane")
10.Summit Afrique: The Promise...Unity ("Isithembiso.. Umanyano")
11.Desiccated Coconuts
12.Tinseltown
13.Schmagofatz

2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    「オリジナルにまさるカバーなし」の昨今
    いかがお過ごしでしょうか(笑)
    さて、実は本作品に手を出そうかなと思って
    フュージョン博士の記事参照しましたところ
    ちょっと自分の嗜好と違うかなと。
    紹介作品に好意的に★を多めにつける傾向
    ですが3つですからね(笑)
    代わりにこのアルバムでギターを弾いている
    Dean Brownという方に興味が沸いたのですが
    もし彼のアルバムの書きかけの記事など
    ありましたらUPしていただけると幸いです。

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    1. コメントありがとうございます。
      コブハム御大もソロ作品を始め、サポート仕事作品
      もそこそこ手を出しました。
      個人的に心地いいのはやはり'70sモノですねぇ。
      (自身の耳が少しも成長していない逆証明かも
      知れませんが(苦笑)
      過去レビューですが、Dean Brownモノ2件を
      アップしました。
      本ページ左上のサーチから「Dean Brown」で
      検索頂ければと。お目汚しまでに(^^;

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