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2011年7月24日
Bad Company / Bad Company
リリース:1974年
評価:★★★★
コメント:フリーの作品でポール・ロジャースという人が歌っているのを知ってはいたものの、実体験?としてP.ロジャースを意識したのはザ・ファームでしょうか(^^;
何れにせよ、それ程意識していた人ではないのですが、ここ暫くの自身が'70s回帰指向になっているのと、やはりR&Bっぽくもイモにならない格好良さ、のようなものを探してここに着ました。
このグループも(その構成メンバが)フリー×キングクリムゾン×モット・ザ・フープル、といった出自である点での興味もある訳ですが、P.ロジャースのうたいっぷりを活かすためか、R&B要素を上手くブレンドしたシンプルなロックンロールは非常に小気味イイものでした。
キャッチーな(そしてヒットした)[1]や[7]など、なかなかコンパクトでありながらも十分にリスナーを横揺れさせるイイ楽曲だと思います。
また過ぎないブルージーさがとてもイイ[6]は個人的に一押しでした。
当初、作品を一聴した時には「ちょっとどうかなぁ…巷の評判ほどのものかなぁ」などと不謹慎にも(笑)思いましたが、先述の[1]、[7]で先ずはポジティブイメージを確立させ、次第に好みに合う楽曲からアルバム全体へと聴き込み範囲を広げてみる方法で本作とは対峙してみました。
バッドカンパニーに限らず、オリジナルメンバーの脱退・再入は珍しくはありませんが、このバンドもミック・ラルフス(g)を失いながらもオリジナルメンバ+αを要して今も活動している様子。
ただ、ライティングも担えるメンバが欠けるというのは結構な痛手であるとは思うのですが、ともあれ立派ですね。
収録曲:
1.Can't Get Enough
2.Rock Steady
3.Ready for Love
4.Don't Let Me Down
5.Bad Company
6.The Way I Choose
7.Movin' On
8.Seagull
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