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2011年7月9日

Teaser / Tommy Bolin


リリース:1975年
評価:★★★★
コメント:取り立ててこの人、トミー・ボーリンを意識して楽曲を聴いたことはなかったのですが、フュージョン/クロスオーバーを好んで聴いていた頃に、ビリー・コブハムやアルフォンス・モーゾン(おぉ、どちらもドラマーですね)の作品でこの人がクレジットされていたのは知っていました。

#寧ろ、ディープ・パープルに在籍していたという点を知らなかったりして(汗)

最近になって'70sモノのハードロック系を(体系立ててはいませんが)ゆっくりと探訪しようかと思っているところへ、不意にこの人の名前が浮かんできました。

適度なプライス設定という事もあり、また、重要な1stソロ作品という事も合わせて、本作にリーチしてみました。

ギターのしなやかさ、と言いますか、突き詰めた巧さというよりも、そのレンジの広さとバーサタイルな楽曲とが見事にマッチしている点、また、自らがボーカルをとっていますがなかなかどうして、いい塩梅で歌っているではないですか。

ギタリストとしては道を極めるタイプというよりも、ある意味で才能の広さを知らしめてくれるいい作品だと思います。

他にもソロ作や最近になって本作品のリマスター+ボーナスが納められた盤も出てきているらしいので、機会を見て追ってみようと思わせてくれました。
収録曲
1.The Grind
2.Homeward Strut
3.Dreamer
4.Savannah Woman
5.Teaser
6.People, People
7.Marching Powder
8.Wild Dogs
9.Lotus

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