リリース:1987年
コメント:収録曲記載の形式でお気づきかも知れませんが、手元にあるのはアナログ盤(LP)です。
はい、オンタイムで初めて購入したジョージ・ハリソン作品です(そしてそれ以降、次に小生がG.ハリソン作品を入手するのは実に20年の月日が過ぎてからの事でした(爆)。
オンタイムではB-5がチャートの#1をゲットしていた時でして、ウチのカミさん(ほぼ同年代)だって未だに口ずさめる「アガッガマイ、セ〜ト〜ン、ユゥッ」が耳から離れない位ですから、いやはや、G.ハリソンのメロディーセンス恐るべし、ジェフ・リンのプロデュース恐るべし、です(^^;
本アルバム自体が未レビューだった事に気付いて、久々にターンテーブルに乗っけてみました。
当時はまさにB-5しか聴かなかったと言っても過言ではありませんでしたが、その後20年、30年を経た今はG.ハリソンのメロディセンスに心持って行かれた自分がいますからねぇ、ヘヘッ(笑)
前作である<Gone Troppo>も実は入手&一聴はしているものの、何だか今ひとつ掴みどころがないような気がしており、例によって(?)「少し寝かせてみるか...」モードです。
その前作から5年後にリリースされた本作は先のB-5の大ヒットもありアルバムも好セールスを記録したはずです。
この全体を包むチョイとレトロ('60s風?)なロックンロール感に、このG.ハリソンのメロディライン、加えてJ.リン臭漂うシンセな色付け味付けが何ともイケています。
個人的にはちょっとゆるいサイケ色が心地よいA-2とか、小気味のよいビートが決めのB-1やスローなB-3、典型的なオリエンタル色で形成されたB-4(正直、G.ハリソンに限らず、この手のメロディの洋楽は日本人的にはちょっと恥ずかしいとも思えるのですが、貴兄は如何ですか?)等が殊更心地よく響いてきます。
元々G.ハリソンとJ.リンとの間には本作制作前にはこれといった付き合いはなかったようで、なんでもG.ハリソンの知人でもあるデイブ・エドモンズが仲介したようです。
また客演陣も豪華で、エリック・クラプトン、エルトン・ジョン、リンゴ・スターを筆頭に、ゲイリー・ライトやジム・ケルトナー等が参加。
そしてG.ハリソン&J.リンの邂逅は、歴史的にはこの後に例の”トラベリング・ウィルベリーズ”へとつながってゆくことになりますね。
収録曲:
A-1. Cloud Nine
A-2. That's What It Takes
A-3. Fish On The Sand
A-4. Just For Today
A-5. This Is Love
A-6. When We Was Fab
B-1. Devil's Radio
B-2. Someplaec Else
B-3. Wreck Of The Hesperus
B-4. Breath Away From Heaven
B-5. Got My Set On You
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