コメント:カーンさん自身がそう呼んではいない訳ですから、ジャック・デジョネット(ds)とジョン・パティトゥチ(b)更にマノーロ・バドレーナ(perc)を加えたフォーマットはアイウィットネスではないのでしょう。
未熟な聴き手である事は百も承知でコメントすれば、やはり前作からもそうでしたが、これはカーンさんが望んだコンテンポラリージャズ(ギター)を聴かせる作品、そのためのJ.デジョネット、J.パティトゥチなんだなと。
自作の楽曲も収録されてはいますが、概ね、ジャズ・ジャイアントのナンバーをアレンジするという行き方はもう珍しくは思いませんが、それ故にこれは優れたコンテンポラリージャズ作品としてはかなりの点数を取得するモノなのでしょう。
#グラミー賞ノミネートされていたような
#気がします、本作。
ただ、小生が愛し求めるカーンさんは「ジャズ+ラテン」のフレーバーを多く表出するこうしたスタイルではない事も確か([8]に至っては女性vo入りです...はぁ...)。
「緊張感がない」という書き方は多分に誤解を招くものかも知れませんが、やはりアイウィットネス期の音を一位の置いてしまっている小生のような聴き手にはなかなか浸透してゆくには時間がかかるのでは無いかと。
もう一点。これは<Green Field>についてもそうなのですが、多分、よりジャズを知っている人には色々と楽しみ方があるのだろうと思います(基本的には、そうしたジャズナンバーを解釈しアレンジを変えて演じている作品なのですから)。
閑話:
本作では、ジャケアートにジャン・ミシェル・フォロン作品使用が復活しております(喜)ただ、いつの間にか日本盤、国外盤でジャケを変えております。
正直、2枚買のは...ごめん、カーンさんm(_ _)m
収録曲:
1.I Mean You
2.Mr. And Mrs. People
3.Face Value
4.El Faquir
5.Your're My Girl
6.Blues For Ball
7.Have You Met Miss Jones?
8.Luna Y Arena
9.Hymn Song
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