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2015年1月11日

Tarkus / Emerson, Lake And Palmer

リリース:1971年
コメント:これまでの音楽視聴歴において大きな誤解があったため、この方々の作品についてはようやく前回の視聴(1stである<Emerson, Lake & Palmer>を視聴)で初対峙したと言っても過言ではありませんでした(ちなみに、誤解の最大要因は”ギターレスバンドは聴きにくい”という思い込み、ですね)。

で、結局その誤解が解けた後、加速度的にEL&Pにリーチしたかと言えば...まぁ、(音楽に関してのみ!(^^;)浮気性なところが色々と顔を出してしまし、結局、今回の視聴まで長いブランクが空いてしまいました。

もとい。今回、うまい具合に中古CDショップの棚に本作<Turkus>が(そこそこリーズナブルな価格で)並んでいたので、これ幸いにと入手しました。

このジャケット...必ずその手のロック名盤カタログとかで嫌という程見ておりますが(^^、申し訳ないですが、このジャケでこの音楽を想起できる人は先ずは居られまいと思います。

そう言えば、昔、このジャケを初めて見た小生は「こりゃ、ウルトラセブンに出てきた恐竜戦車のパクリでは?」と思いましたね(^^

再びもとい。勿論、その存在感とかテクニックとかといった部分&エマーソン...の名前からバンド名が始まることもあってか、その人キース・エマーソンがグイグイとバンドを引っ張っているイメージが大きいのですが、結構な部分でグレック・レイクの歌(歌詞も?)があってこそ、K.エマーソンのアグレッシブな演奏とも上手い具合にバランスが取れる、故に彼らの名盤、ベスト盤として押しも押されもしないモノとして位置付けられているのかなぁ、と思ったりします。

特に前半(多分、アナログ時代にはA面全部)で展開されてる組曲[Turkus]の密度の濃さは、逆に言えば、もう少し稀釈すればアルバム1枚位は制作できるのではないかと思える程です。

別途、手元にある書籍(20年前位に買ったロック本、筆者は渋谷センセ(^^;)の<Turkus>紹介文にあったのですが、G.レイクが常々「僕たちの演奏は真面目さと娯楽のバランスの上に立っているサウンドだ」と言っているとありました。

なるほどそう考えれば、奇妙に思える[7]のような楽曲がここに入れられているのもうなづけるような気がします。
収録曲
1.Tarkus
a) Eruption
b) Stones Of Years
c) Iconoclast
d) Mass
e) Manticore
f) The Battlefield
g) Aquatarkus
2.Jeremy Bender
3.Bitches Crystal
4.The Only Way (Hymn)
5.Infinite Space (Conclusion)
6.A Time And A Place
7.Are You Ready?

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