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2015年1月4日
Sweet Revival / Ronnie Foster
リリース:1972年
コメント:年末の大掃除を兼ねてCD棚周りの整理を実施したのですが、聴いた覚えのないブツもゴロゴロ出てきて...嗚呼。
また、一度は再生したもののそれっきり...という不義理にしているCDも少なくなく、本作もちょっと懐かしさもあって再視聴を兼ねてのレビューです。
デビュー作辺りを聴くと、お行儀のいいオルガン・ジャズ・プレーヤー、悪く言うとアク≒個性のない音だったように思いますが、本作では、こってりし過ぎない、クールでカッコいいオルガン・プレーを味わうことができます。
'70s後期のフュージョン期にも作品を多く残すロニー・フォスターですが、余りに作られ過ぎた観のあるそれらよりは、この辺りのオルガンジャズ+ポップスといった感じが個人的には気持ちのいいところです。
ケニー・ギャンブル、レオン・ハフといった名ソングライターの作品(と言うより、M.S.F.B.やハロルド・メルビン&ザ・ブルーノートのヒット曲の作者といった方が通じやすいでしょうか)や、ギルバート・オサリヴァン、スティービー・ワンダー作品までカバーするなど、ちょいと万人受けする要素も加味して、なかなかいい塩梅になっています。
そしてもう1つの「買い」ポイントは、デヴィッド・スピノザとジョン・トロペイの2大名gプレーヤー(と個人的には強く思う)が参加しているという点、ですね(^^
オルガンもそうですが、ストリングもありサックスも絡み、いわゆるオルガンジャズのモコっとした温かさと心地よさで、案外、今のような時期にはイイかもしれませんよ。
更に付け加えれば、クレジットに書かれていないのですが、ライナー・ノートにはバーナード・パーディーがドラムを叩いているとあります(なら、間違いなくグルーヴィーな訳です)。
本作を入手した頃(10年位前でしょうか)にはこの方のCD化も進んでおらず、作品の入手はちょっと骨が折れましたが、その後、国内盤も再発が進んだようです。
因みにアルバムタイトルにもなっている[1]は、昨年(2014年)他界したジョー・サンプルの手によるもので、クルセイダーズの<1>に収められています。
収録曲:
1.Sweet Revival
2.Lisa's Love
3.Back Stabbers
4.Me and Mrs. Jones
5.Alone Again (Naturally)
6.Where Is the Love?
7.Some Neck
8.It's Just Gotta Be That Way
9.Superwoman
10.Inot
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