リリース:1975年(録音)
コメント:積極的に音楽関係の情報、(再発を含む)アルバム発売情報を収集している訳ではありませんが、大手通販サイトの音楽ページやレーベルのHP等を眺めていると、以前はCD化されていなかったり廃盤になっていたモノが廉価で購入可能になっている事を知る機会はよくあります。
本作などもリマスターされていて千円!という値付けに思わず手が出てしまいました(^^
ナベサダさんがモントルージャズフェスティバルに初めて出演した'70年の録音<Sadao Watanabe At Montreux Jazz Festival>は小生が好きな作品の1つでして、新しいジャズの潮流を日本人ジャズメンがシッカリと見据えていた事を感じられるものでした。
それから5年後の同フェスティバルに(通算3回目の)登場したナベサダさんは、当時、大きく影響を受けていたアフリカンミュージックやリズム等を消化吸収した上で、モーダルな美しさと勢いを存分に楽しませてくれています。
特にpに起用された本田竹曠氏の演奏が非常に好評を博した事実からも、日本人ジャズメンの力量も申し分なしといった点を嬉しく思ったりもします。
モントルージャズフェスティバル初見参の時には、MCの人(今回のMCもその人だそうです)に「サダオ・ワナタベ!」とコールされたりしていましたが、今回はシッカリとコールされた上に「ウェル カムバック!」とも言ってもらっています(^^
何一つ文句つけるところが無いと中で、嗚呼、このアルバムジャケットは哀しい(爆)
少しづつではありますが、いわゆる「和ジャズ」にも踏み込んで行こうかなと思っている今日この頃です。
収録曲:
1. Masai Steppe
2. Tanzania E
3. Sway
4. Way
5. Pagamoyo
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