リリース:1982年
コメント:実は<Defenders Of The Faith>('84年)と併せて安棚に並んでいましたので、これもゲットしておりました(^^
本作に収録されている[1]、[2]、[8]辺りはよくプロモーションビデオが流されていた事もあり、先のレビューで触れましたようにオンタイムでは<Defence Of...>でジューダス・プリーストを知った身ではありますが、並列して本作の存在も知ってはおりました(当然ながら、全曲聴くのは今になって初めてですけど(^^;)。
もとい。HMがコンサバティブな印象を免れなかった中で、彼らが商業的に成功路線を歩みだした基点というのが本作ではないかと思います。
本作全体を聴くまでは、特に[1]のメタル的荘厳さから、切れ目なく[2]へと流れる組曲のような作りが耳に残っていた事もあり、もっと様式美的なものを強くもつ作品なのかなと思っていたのですが、必ずしもそうではありませんでした。
むしろ、あまりに重すぎる鎧は戦いの邪魔とばかりに、案外と軽快に聞こえる組み立てが心地よい感じです。
唯一、外部コンポーザーによる楽曲[5]など、必ずしもジューダス...が演じる必要もないのかも知れませんが(^^、こうした取り組みも「商的には」必要と判断したのでしょうかね。
収録曲:
1. The Hellion
2. Electric Eye
3. Riding On The Wind
4. Bloodstone
5. (Take These) Chains
6. Pain And Pleasure
7. Screaming For Vengeance
8. You've Got Another Thing Comin'
9. Fever
10. Devil's Child
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