リリース:1985年
コメント:ソロ作品としては2作目に位置する本作、”戸川純ユニット”名義となっている意図はよくわかりません。
因みに、ユニット構成は戸川氏(歌パート)以外に吉川洋一郎氏(サウンドプロデュース)、飯尾芳史氏(レコーディングエンジニア)という構成です。
1作目であった<玉姫様>のインパクト(エキセントリックな感じ)を超えるものでは無いように個人的には思いますが、校歌、テクノ、沖縄民謡、フォルクローネ...と、とにかくこの方に様々なフォームを試させているかの如くの雑多さです。
どうやらA-3は本当に戸山小学校校歌をアレンジしているようで、まぁ、どのように許可を取ったのかは判りませんが(笑)、卒業生らには概ね好評のようです。
A-3もそうなのですが、いわゆるテクノチックな楽曲については概ね印象がよく、B-1もそうですが、B-5(おやっ?これは細野さんのライティングですね)辺りは(アナログ故ちょっと苦労しつつも)繰り返し聴いております。
で、ミュージシャンのクレジットに目を通すと、あいにく知らない方ばかりの中に高橋幸宏氏の名前があり...という事は、このテクノっぽい叩き方ってのは高橋氏のそれなのか?と思ったりもしております(曲ごとのクレジットがないので詳細は不明です)。
なお、中古屋で本アナログ(500円)を引き揚げてきたのですが、CDでは数曲の追加トラックがあるのですね(嗚呼、また焦って安物買いしてしまったか...(苦笑)
そうそう、これLPサイズだから何も考えずにプレーヤーに乗ってけ針を落としたら「ぼぅ〜〜がぁ〜〜のぉ〜〜...」って、なんだこれ?と思ったら33回転じゃなく45回転。
久しぶり(っていうか、初めて)回転速度のスイッチいじりましたよ(ちなみに、手持ちアナログにシングルEPは無いので、デフォルトで33回転です)。
なるほど、収録時間も短いハズだわ(でも、その分音質は良いハズ?)
収録曲:
A-1. 眼球綺譚
A-2. 海ヤカラ
A-3. 戸山小学校校歌〜赤組のうた
A-4. 無題
B-1. 極東花嫁
B-2. ある晴れた日
B-3. 極東慰安唱歌
B-4. 勅使河原美加の半生
B-5. 夢見る約束
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