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2005年8月15日
Torture Garden(邦題:拷問天国)/ Naked City
リリース:1990年
評価:★★★★
コメント:随分以前の話ですが、某大型CDショップで知人に「こんなの聴いた事ある?」と示された一枚のCD。
ジャケットを一瞥して「こりゃ、聴いちゃいかん部類の音楽だ」と思ったのを覚えています。
そう、男性が銃で撃たれて道端に倒れている、あのシュール(というか、人によっては絶対に卒倒しそうな)ジャケです(^^;
良くも悪くも、ジョン・ゾーンという人の名前は瞬時にて脳みその皺に刻まれてしまったのですが、出会いが出会いだけに(^^;、音はずっと聴かずに来ました。
本作は私の聴いたJ.ゾーン(含むネイキッド・シティ)作品、わずか2作品のうちの1つなのですが、世にこれ程クレイジーな音楽があるものかと半ばあきれ、半ば感心した作品です。
因みに邦題は「拷問天国」(笑)。数十秒(1分未満)を含み全42曲!
ハード・コア・パンク系やデス・メタル系かと思わせる音が連続する中にも、時折、遊び心というか、茶目っ気が顔を覗かせる辺りに、単純に切って捨てられない何かがあるのです。
正直、頻繁に聴いている作品ではないのですが、何かこうムシャクシャしている時に皿でも投げつけて壊すといった、ある種の転化的精神衛生術のようなものでしょうか。
実は、既聴のもう1作品がほぼ純粋な?ジャズを演っていたものですから、そのギャップの大きさにも中てられたのかも知れません(^^;
それにしても、ビル・フリーゼル(g)とジョーイ・バロン(ds)の圧倒的な威力にはやられました。
収録曲:
1.Blood Is Thin
2.Demon Sanctuary
3.Thrash Jazz Assassin
4.Dead Spot
5.Bonehead
6.Speedball
7.Blood Duster
8.Pile Driver
9.Shangkuan Ling-Feng
10.Numbskull
11.Perfume of a Critic's Burning Flesh
12.Jazz Snob Eat Shit
13.The Prestidigitator
14.No Reason to Believe
15.Hellraiser
16.Torture Garden
17.Slan
18.Hammerhead
19.The Ways of Pain
20.The Noose
21.Sack of Shit
22.Blunt Instrument
23.Osaka Bondage
24.Igneous Ejaculation
25.Shallow Grave
26.Ujaku
27.Kaoru
28.Dead Dread
29.Billy Liar
30.Victims of Torture
31.Speedfreaks
32.New Jersey Scum Swamp
33.S&M Sniper
34.Pig Fucker
35.Cairo Chop Shop
36.Fuck the Facts
37.Obeah Man
38.Facelifter
39.N.Y. Flat Top Box
40.Whiplash
41.The Blade
42.Gob of Spit
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