コメント内の表記について:
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について:
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。
2005年8月30日
Spirit Sensitive / Chico Freeman
リリース:1979年
評価:★★★★
コメント:名前は知っているものの、その音を聴いた事がないアーティストの一人、チコ・フリーマン(ts、ss)。
従って、本作が小生にとってのC.フリーマン初体験となります。
本作は所謂バラード集の体裁を採っていますので、ある意味、フリー系に分類されがちなC.フリーマンの本領発揮ではないのかも知れません。
本当にそうなのかも自信はありませんが・・・
何れ、「フリーのフリーマン」は別の機会に聴く事にします。
先にバラード集と書きましたが、おセンチになったり、ナイトキャップ・ミュージック的に聴く類ではなく、じっくりと噛みしめるように聴きたい楽曲が並んでいます。
C.フリーマンの紡ぐ音はどこか朴訥としているようで、また、敢えてブレスを漏らして効果を狙う辺りも、なかなかひねりがあるのですが嫌味がないです。
また、ジョン・ヒックス(p)、セシル・マクビー(b)といった方々もまことにナイスなプレーを聴かせてくれます。
特に個人的にものすごくいいなぁと思ったのがC.マクビーのプレー。
正に最優秀助演男優賞ものです。
両人とも私はP.サンダースつながりで知るところなのですが、特に、ソロ作品では多少アブストラクトな感じも受けるC.マクビーが、ある意味、ストレートにこれだけのプレーを炸裂させているのには驚きました(しかも、どの楽曲に於いても見事にハマっています)。
なお、[4]、[5]、[6]、[9]はLPリリース時には収録されていなかったとの事です。
オリジナルの味は勿論大切なのでしょうが、[5]など”聴けてよかった”と私は思います。
いや、それにしてもC.マクビーのプレー。サイコーにいいですよー!
クドイですね。すみません。m(__)m
収録曲:
1.Autumn in New York
2.Peace
3.A Child Is Born
4.Lonnie's Lament
5.You Don't Have to Say You're Sorry
6.Wise One
7.It Never Entered My Mind
8.Close to You Alone
9.Carnival
10.Don't Get Around Much Anymore
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿