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2007年2月2日
The Original Soundtrack / 10cc
リリース:1975年
評価:★★★★
コメント:洋楽好きならその殆どの方が耳にした事があるであろうヒット曲[2]を含む10ccの'75年の作品。
余りにもその[2]の印象が強すぎて、私は今の今まで本アルバムを聴いた事がありませんでした(恥ずかしながら・・・)
恥ずかしついでに、本作が見事な構成を持つコンセプトアルバムだという事実も改めて知った次第です。
そんなアルバムの造りでありながら、その断片とも言える[2]が単発でヒットするなんて、まぁ、その緻密さやクオリティが優れているという証拠の一つなのかも知れません。
また驚いたのが冒頭の[1]。
タイトルも演劇仕立ての構成も、まるでクイーンの<A Night at the Opera>に収録されている[Bohemian Rhapsody]を彷彿させるような感触をありありと受けました。
時期的には同じ頃の作品だと思いますが、多分、10ccの本作にクイーンがインスパイアされたのではないでしょうかね(真偽の程は判りませんが(^^;)
(特に英国は)これからパンクの嵐が吹き荒れる前夜、こうしてグラム・ロックでもない、ハード・ロックでもない、正に、マニアック一歩手前の音楽玄人が「インテリジェントに楽しめる音楽」を確立していた点は賞賛されるべきものでしょう。
それにしても、ユニークさという点では、この時代の英国音楽界において人後に落ちる事は決してないグループです。
収録曲:
1.Une Nuit a Paris: One Night in Paris, Pt. 1
The Same Night in Paris, Pt. 2
2.I'm Not in Love
3.Blackmail
4.The Second Sitting for the Last Supper
5.Brand New Day
6.Flying Junk
7.Life Is a Minestrone
8.The Film of My Love
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