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2007年2月12日

Jaco(邦題:ポートレイト・オブ・ジャコ)/ Brian Bromberg


リリース:2002年
評価:★★★★
コメント:別段、テクニックだけを競うという観点からであれば、ブライアン・ブロンバーグ(b)と対等にわたりあえる猛者も少なくはないかも知れません。

ただ、テクニックだけで音楽が成り立っている訳ではなく、「一途な想い」のようなものも、時にテクニック以上に必要な要素であると思います。

本作は不世出のベーシスト、ジャコ・パストリアスへの敬愛を示したパストリアス作品集となっていますが、その流れるようなプレーと決して弾き過ぎないアレンジは、オマージュとしての位置付けを(でしゃばる事無く)表しています。

時代的な隔たりや録音技術の違いは勿論あるでしょうが、全般的にオリジナルよりも滑らかで(少し)ゴージャズな感じを受けます。

その辺りを(ジャコ好きな方が)どこまで許容するかも本作の評価に少なからず影響を与えるかも知れません。

とは言え、演奏力は文句のつけようも無く、全てにおいてパーフェクトなものです。
収録曲
1.Come on, Come Over
2.Continuum
3.Teen Town
4.A Remark You Made
5.Portrait of Tracy
6.Three Views of a Secret
7.The Chicken
8.Tears
9.Slang
10.Come on, Come Over
11.Teen Town [Piccolo Bass Version]

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