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2007年2月12日
Departure / Journey
リリース:1980年
評価:★★★★
コメント:<Infinity>('78年)でスティーヴ・ペリー(vo)が、<Evolution>('79年)でスティーヴ・スミス(ds)が参戦し、80sにおけるジャーニーの華々しい活躍を支えるための磐石な体制が整った6作目。
本作になりジェフ・ワークマン&ケヴィン・エルソンをプロデューサーに起用し、本当の意味で新しいジャーニーとしてのあり方を示そうとした作品なのかも知れません。
作品自体も300万枚以上の売り上げ、この時点でのジャーニーの最大ヒット作になった結果を見ればこれはドンピシャの起用であり、且つ、更なる飛躍を遂げる次作以降への起爆剤になったことは明白でしょう。
ヴォーカルの重み付けとバンドサウンドの重み付け(含む、ニール・ショーンのgプレー)をどの様に配すれば良いかをバンド自らとプロデューサーが十二分に理解した上で構成は、先述のように、次作からの一連の楽曲にも当てはまるものです。
イケイケドンドンの状況であったのかも知れませんが、この後、ジャーニー結成時からの面子であるグレッグ・ローリー(key、harm、vo)が去る事になり、ジャーニーとしての存在そのものが、ある意味、全く別バンド(否、生まれ変わった)といった存在となってゆきます。
無論、N.ショーン(g)、ロス・ヴァロリー(b)はオリジナルメンバーではありますが。
収録曲:
1.Any Way You Want It
2.Walks Like a Lady
3.Someday Soon
4.People and Places
5.Precious Time
6.Where Were You
7.I'm Cryin'
8.Line of Fire
9.Departure
10.Good Morning Girl
11.Stay Awhile
12.Homemade Love
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