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2007年4月14日
Save Our Children / Pharoah Sanders
リリース:1999年
評価:★★★
コメント:前作<Message From Home>('95年作)ではビル・ラズウェルをプロデューサーに迎え、'60s、'70s、'80sとも違う'90s ファロア・サンダース像を見せてくれました。
本作もそのB.ラズウェルが同じポジションに座り、一見すると大きな変化は無いようにも思えます。
しかし、これまでのP.サンダース作品にも見られたアフリカ志向/東洋志向がもっともっと滑らかな形で織り込まれたのが本作ではないかと思います。
無論、これまでのアフリカ志向/東洋志向がダメだったという事では全く無く、表現方法としてかなりダイレクト&ストロングだったとすれば、本作のそれはソフト&メロウ(ちょっと適当な言い回しではないかも知れませんが・・・)という事なのかなぁと感じました。
[5]辺りが旧来的な音に比較的近いようですが、それでも感触としての柔らかさや背後の音などはやはり'90s的と言いますか、ある意味、非ジャズ的な音にも思われます。
それが良いか悪いかは別問題です。誤解なきようにお願いしますm(_ _)m
聴き方によっては、B.ラズウェルが率いていた「マテリアル」の音との類似性のようなものも感じられるのではないでしょうか。
ベニー・ウォレル(org、elp)もマテリアルに参加していましたっけ。
収録曲:
1. Save Our Children
2. Midnight In Berkeley Square
3. Jewels Of Love
4. Kazuko
5. The Ancient Sounds
6. Far-Off Sand
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