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2007年4月2日

A Meeting of the Times / Rahsaan Roland Kirk


リリース:1972年
評価:★★★
コメント:ジャケットにも(向かって右側に)描かれているアル・ヒブラーという方は、エリントン楽団でのvoを勤め上げた名代のヴォーカリスト。

その歌声に痺れるファンの方も多いと思いますが、個人的な本作に対する見所というのは、ローランド・カーク(sax)という人に対するイメージが例の「一人多重演奏」だけに行ってしまうと、実は大変重要な部分を見落としてしまう可能性がある、という事をの再認識にあったりします。

時にブラックミュージック全体を飲み込んで、これをR.カーク流ミュージックといった趣で放出するこの豪快なアーティストは、実は、これ程までに甘く美しいブローを紡ぎ出す事もできるのだと。

「手に汗握る・・・」といった作品でない事は確かですが、たまにはこういったR.カークを聴くのもいいのではないでしょうか(^^;
収録曲
1.Do Nothin' Till You Hear from Me
2.Daybreak
3.Lover, Come Back to Me
4.Don't Get Around Much Anymore
5.This Love of Mine
6.Carney and Bigard Place
7.I Didn't Know About You
8.Something 'Bout Believing
9.Dream

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