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2007年4月30日

Tijuana Moods(邦題:メキシコの思い出)/ Charles Mingus


リリース:1962年
評価:★★★★
コメント:チャールズ・ミンガス(b)作品というと、何やら気難しさと言いますか、独特の癖・アクの強さがイメージされてしまい、私のようなジャズ・ビギナーからすればなかなか積極的に手を出そうと言う気にならないのも事実かと思います。

それでもこれまでに聴いた作品の中には<Cumbia & Jazz Fusion>のような、どこか「ノホホ~ン」とした音もあれば、<Oh Yeah>のような「異様の楽しさ?」を味わえる作品があったのも事実です。

それらがC.ミンガス作品としてどのような位置づけにあるのかはよく判っていないのですが(^^;

本作も少なからず「聴き易さ」という点では他作よりも格段にC.ミンガスへの入り口としてはビギナーにも手が出し易いのではないかと思うわけです。

失恋(離婚)の痛手を癒すためのメキシコ旅行の想い出にインスパイアされたとする作品内容は、所謂、ジャズ的なフォーマットに必要以上に拘ったり、意識したりする必要がなく、カスタネットが鳴っていたり、如何にもラテンといった風合いの楽曲など、純粋にムード音楽(BGMというのではなく、もっと気楽にジャズ作品を聴けるという意味)として受け入れらるのではないかと。

勿論、ここでC.ミンガスに対する個人的な探求を終える訳ではなく、ワークショップなど一連の実験的な革新的ジャズの有り方を追及した氏の様々な作品について、今後もしっかりと聴く耳を育てて行こうと思ったりしている訳です。
収録曲
1.Dizzy's Moods
2.Ysabel's Table Dance
3.Los Mariachis (The Street Musicians)
4.Flamingo
5.Tijuana Gift Shop

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