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2012年12月2日

Difficult to Cure / Rainbow

リリース:1981年
コメント:前作<Down to Earth>(’79年)でvoをとっていたヤーさん、その一作品のみで(解雇?喧嘩別れ?にて)グループを離れてしまい、後任のvoであるジョーリン・タナーがお目見えした最初のアルバム。

これまでの歴代voとの比較は当然ながら巻き起こったでしょうが、小生、あまりその点には興味ございませんでして(^^;

ただ、グループとしての感触はやはりJ.タナーの声質からして明明白白ですが'80sアメリカン・ハード路線がプ~ンと香ります。

前作に収録されていた[Since You Been Gone]、そして本作ではアルバムの初っ端[1]は、共にラス・バラッド作品。

それだけでもグループが自身の手による曲だけではなく、よりポピュラーなメロディラインを展開する事に臆することなく突進して行けた当時の「勢い」のようなものが感じられます。

まぁ、そういった面を含めてもいろいろな意味でファンを騒然とさせたアルバムであったであろう事は推測できます。[1]で幕を開け、ヴェートベンの第九で幕を閉じるんですから(笑)

前作から参加しているロジャー・グローヴァー(b)ですが、前作でも演奏との兼業でプロデュースし本作も同じスタンスなのですが、この方のお仕事というのもちょいと面白そう。

師匠ページ含み、いろいろと検索してみたらマイケル・シェンカーとも絡んでいたのですね(単発的?)何れにせよ、傍系プロジェクトとして企画草案ノートに書き留めておくことにします(一体、発動されない企画がいくつある事やら(苦笑)。

それにしても、<治療不可>となるアルバム邦題が示す真意はどこにあるのか・・・未だに不明です。でも嫌いじゃない(^^;

P.S.因みに次作のそれは<闇からの一撃>。当時の音楽販社(担当者の)センス、痺れますなぁ(笑)
収録曲
1.I Surrender
2.Spotlight Kid
3.No Release
4.Magic
5.Vielleicht das Nachste Mal (Maybe Next Time)
6.Can't Happen Here
7.Freedom Fighter
8.Midtown Tunnel Vision
9.Difficult to Cure [Beethoven's Ninth]

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