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2012年12月28日
Marquee Moon / Television
リリース:1977年
コメント:これまた唐突にN.Y.パンク系の作品ではありますが、この手の音は(中高校生の頃から)全くの聴かず嫌いの状態が続いていました(例によって、バンド名だけはこれまたロック・ヒストリー等を紹介するその手の書籍等を通じて知ってはおりましたが)。
パンクと聞くと英国ロンドン発のイメージが強いのですが、彼ら・彼女らは米のガレージパンクやアングラ/非コマーシャルな音楽一派の影響が英国に波及し花咲いたと聞いた記憶があります。
何れ食わず嫌いで通過した事もあり、こうして今さらながら音を追いかけてみると、その実、意外にも耳にスゥ~と入ってくるメロもそこかしこにあり、トム・ヴァーレイン(vo)のちょっとウツな感じとの差がちょっと面白かったりします。
当時T.ヴァーレインは、ニューヨークのパンク女王、パティ・スミスと恋仲だったこともあるようで、P.スミスが「ツルのような長い首を持つ官能的なアーティスト」と評した事も有名なのだとか。
ジャケットからは何だか神経質そうな音が想像されますが、ルックスはさておくとしても、それ程メタメタな演奏ではなく、むしろシッカリとしたメリハリと流れのある作品として上手く作られているように思います。
タイトル曲でもある[4]は10分を超える大作ですが、決して長さに比例して退屈するような流れでは決してないのですね。
もちろん、パンクにだってピンキリであるのでしょうが、個人的な思いの1つであった「言いたいことがあれば、音楽に無理に載せて歌う必要なんかないじゃないか=>下手なくせに演奏するなよ!」という部分は杞憂でした。
パンクを嫌悪していたもう1つ理由は、訳もなく過激(下品)なパフォーマンスでオーディエンスを煽ろうとするから・・・でもそれらはハードコアな方々なのだ・・・と言う最も根本に気付いたのは、もう20歳をいくつも過ぎた頃でしたかねぇ・・・(笑)
収録曲:
1. See No Evil
2. Venus
3. Friction
4. Marquee Moon
5. Elevation
6. Guiding Light
7. Prove It
8. Torn Curtain
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