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2012年12月16日
Do It for Love / Daryl Hall & John Oates
リリース:2003年
コメント:ホール&オーツの新譜にリーチしたのって、十数年来無かったかも・・・いえ、本作も'03年リリースですから当然新譜ではありません。正確に記せば、2000年以降の作品について・・・という事ですね。
言うまでも無く「無敵の’80s」を通過して彼らの中に残ったモノはやはり「疲弊」(≠才の枯渇)であったらしく、デュオとしての活動を停止し、それぞれが音楽活動を続けていた事もあるようです。
今にしてそうした台所事情を解せるにせよ、やはり「'80s耳(10代のロック耳)」でホール&オーツを捉えた事からの脱却はなかなか難しく、'80s後期-’90s全般の彼らの作品から姿を消した「ポップさ」に、こちらも必然、距離を置くようになり・・・
今回もエサ箱からのレスキュー品ではありますが、何がそうさせたか(笑)、ついつい手に取ってしまいました。
一聴の後、こうした音を(恐らくは)'80s後期から探していたのかなぁ・・・でも時代とか周りがそうはさせてくれなかったのかなぁ・・といった感じを受けました。
決してシングルヒット狙いの曲を入れている訳ではありません(少なくとも、小生の耳ではその気配は感じられません)。しかし、そういう部分すら既に視野から外してこそ、彼らの望む原点回帰につながるのかなぁとも思えました。
実際、本作の次にはソウル・カバー・アルバムをリリースするなど、本当に誰に憚る事無く、音楽を楽しみ、その楽しみをリスナーに還元するような彼らの想いが伝わってくるようです。
ホール&オーツの初期(アトランティック時代とか)肌触りとも違いますが、根っこは同じような感触があるかなぁとも思ったり・・・
'80s音楽シーン(特に米中心)を全否定する事はしませんが、少しずつその時代の「毒」(笑)は解毒されつつあり、現に、ここで流れる音にもある種の癒しを感じます。
収録曲:
1.Man On A Mission
2.Do It For Love
3.Someday We'll Know
4.Forever For You
5.Life's Too Short
6.Getaway Car
7.Make You Stay
8.Miss DJ
9.(She) Got Me Bad
10.Breath Of Your Life
11.Intuition
12.Heartbreak Time
13.Something About You
14.Love In A Dangerous Time
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