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2013年3月10日
Channel Orange / Frank Ocean
リリース:2012年
コメント:引き続いて新しめアーティストの作品レビューですが、かつて、このように新人?アーティストを立て続けにレビューした事があったでしょうか。まぁ、何がトリガーになるか判りませんです、はい(^^ゞ
ジョグ中によく聴いているFMラジオ番組でこの人、フランク・オーシャンのナンバーが耳に留まったのが入手きっかけです。
が、正直、いつもならこの手の(失礼!)ニュースタイルなR&B(何と言いますか、ちょいと無機質な冷たさが先に立ってしまうような感じ?)はあまり響いてこないことが多いのですが、本作にも収録されている[2]のリフレインが何故か頭から離れず、結果てに入手してしまいました(^^;
言い方を間違えるとファンの方に怒られそうですが、決してソウルフルに歌い上げたり、名バラーディアのような深さや滑らかさを武器にする訳ではなく、流石に現代っ子だけあり、電子臭(コンピューター系打ち込み臭)はあるものの、上手い具合に記憶に残りやすいメロ、どうやらシビアに現実社会の問題や身近な問題を絡ませる歌詞が功を奏しているようです。
ついこの前に授賞式が開催された2012年のグラミー賞にて、「Best Urban Contemporary Album」部門での栄冠を得ています。
#因みに「Best Rap/Sung Collaboration」部門ではJay-Z、
#カニエ・ウェストとの共同パフォーマンスで受賞もあります。
本作は2作目といったところで、当然、これからも期待がかかるアーティストの一人ではありますが、グラミー云々を抜きにしても生き残って行くための工夫がこれからどのような形で表れてくるのかは愉しみなところです。
反対側からもの申せば、この手の音はやはり「聴き捨てられる」可能性が非常に高いジャンルの1つではないかと個人的には強く思っていますので・・・
才能の有無を知る上で補足になるか否かは別として、アリシア・キーズやビヨンセといった新しめの歌姫的なアーティストへの楽曲も提供しているようです。
なお作品演出上の事とは思いますが、曲間にインタールード代わりに効果音(対話や靴音、TVゲームの起動音等)を入れたりしていますが、ちょっと耳に障りますねぇ。
収録曲:
1.Start
2.Thinkin Bout You
3.Fertilizer
4.Sierra Leone
5.Sweet Life
6.Not Just Money
7.Super Rich Kids
8.Pilot Jones
9.Crack Rock
10.Pyramids
11.Lost
12.White
13.Monks
14.Bad Religion
15.Pink Matter
16.Forrest Gump
17.End / Golden Girl
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