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2013年3月30日

I've Got My Own Album To Do / Ron Wood

リリース:1974年
コメント:この方の<Now Look>という作品を既聴ではありましたが、次の一作を何にしようかと思っている内に例によって時間だけ経過してしまいました。

尤も、その後R.ウッド絡みの音を聴いてこなかったかと言えば然に非ずでして、ストーンズ作品やフェイセズ作品といった、程よきR&Bテイストと小気味よいロックンロールなノリを持つバンドの音を(ようやく(^^;)楽しむ事もできています。

某中古書籍販売店ではなく、久しぶりに中古CD屋を覗いてみたら本作がほぼ捨て値で置かれており、忘れかけていたR.ウッド作品の心地よさがムクムクと頭をもたげ・・・入手しました。

本作はR.ウッドの1stソロ作品で、時期的にはストーンズへ参加する前ですが本作にはキース・リチャーズもミック・ジャガーも参加しております。

成程、ミック・テイラーがストーンズから抜けた後にR.ウッドがすっとストーンズに加入したというのも、こうした長年の付き合いが大きかったのですね。

#面白い事に、この後ストーンを抜ける事になるミック・テイラー(g)もココに参加しております。

先に聴いてから少し時間は経っておりましたが、想像通りの「安心して聴ける」程よいR&Bテイストと、上手いとは言えないでしょうが、そのちょっとしゃがれた感じの声が、これ幸いに楽曲にフィットしております。

もう1つの「保険」は[2]が収録されているから、という点(笑)。言わずもがなですが、同時期にリリースされたジョージ・ハリソンの<Dark Horse>にも収録されている一曲でして、個人的に(何故だか)ものすごく好きな曲なのです。

#小生は、実は、故大村憲司氏の<春がいっぱい>('81年)でカバー
#したバージョンを聴いたのが初[Far East Man]でした(^^;

フェイセズつながりからバックボーカルとしてロッド・スチュワート、イアン・マクレガン、R.スチュワートのバンドメンバーとしても有名なミッキー・ウォーラー(ds)といった、まぁ、業界人脈の縮図を見るような面子が集っています。
収録曲
1.I Can Feel The Fire
2.Far East Man
3.Mystifies Me
4.Take A Look At The Guy
5.Act Together
6.Am I Grooving You
7.Shirley
8.Cancel Everything
9.Sure The One You Need
10.If You Gotta Make A Fool Of Somebody
11.Crotch Music

2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    Far East Manがハリスンとの共作とは
    知りませんでした。
    (ハリスンのdarkhorseは全体的に
    暗い印象なので
    あまり聴いてないのです・・・)
    しかも大村憲司先生もカバーしていたとは。
    そんな情報をインプットしてさっそく
    三つのバージョンを再聴したら今までになく
    味わいが深くなりました(笑)

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    1. コメントありがとうございます。

      「オリジナルに勝るカバーなし」は承知
      の上ではありますが(^^;、この曲に限り
      ましてはどれも本当に心地よくさせて
      もらっています。

      集った面子の豪華さと、そこから出てくる
      音の渋さと温かさが、何と言いますか、
      いい意味でのギャップに思え、またぞろ、
      ストーンズ、フェイセズといった音の良さ
      に浸りたくなってきました。

      あ、ストーンズは安棚から何作かレスキュー
      済みでして、故に、作品年代がバラバラ
      なので少し(聴き順を)調整しながら
      対応中です(笑)

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