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2013年3月25日
Party Animals / Joe Cool
リリース:1984年
コメント:二束三文のイージー企画モノとは違う(と信じたい)マイナーなフュージョン作品の1つ(苦笑)
ジャズにおけるバップがそうだったように、巧い演者がいると他流試合ではないですが、腕試し的に巧い奴が集まってきます。
勿論、争う気ではなく一緒にやろうかという気心の知れた凄腕が集まることも珍しくはなく、それこそRTFやウェザーリポートからドリームス、スタッフ、24丁目バンド、プレイヤーズ、CABなど、数え上げればキリがありません。
このジョー・クールというバンドも、その構成要員を見ればフュージョンファンは「ほおぅ」と思われるかと思います。
小生は何よりジェフ・ミロノフがピンでギターパートを背負っているという、この手のフレンドリーなバンドならではの構成に惹かれました(いつもは大物アーティストの作品でスタジオ・ミュージシャンとして大勢の中の1人でしたから)。
ベースのウィル・リー、キーボードのロブ・マウンジー、そしてドラムのクリス・パーカーまで出せば、これがスタジオファーストコール集団で構成されていることが判るかと思います。
テクニカルな味の作品というよりも、ヴォイスもはいりどこかアイランドムード、ヒューマンな感じのする柔らかめな楽曲が幅をきかせている作品かと思います。
多分、アレンジャーとしても名を馳せるR.マウンジーが多くを作曲している関係もあるのでしょうか。
この方、(スティーヴ)カーンさんともコリーダー作品を2作(<Local Color('87)>、<You Are Here('98)>)も作成しており、そこらもどこかのどかなナチュラルテイストな作品でしたね。
本作以降に作品があるのか無いのかも未調査ではあるのですが、パーマネントにするには少しインパクトという点で物足りなさがあるようにも思いました。
収録曲:
A-1.Turn Around, Relax
A-2.Freedom of Assembly
A-3.Joe Cool
A-4.Borderland
B-1.Party Animals
B-2.You're a Great Girl
B-3.Trans-Himalayan
B-4.Pancullos
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