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2013年3月16日

Chelsea Girl / Nico


リリース:1968年
コメント:世に有名なヴェルヴェット・アンダーグラウンドの音は聴いた事がないのですが(汗)、名前だけは記憶にありました。

とはいえ、ジャケットに印されているのはVerveのロゴ。Verveと言えばメジャーなジャズのレーベルだと記憶しておりますが。

ジャズシンガーなのか否かも知りませんが、歌で聴かせるというよりも、声と雰囲気で聴かせるのがこの人のウリなのかなぁと(勝手に)思いました。

上手いか?と問われれば上手くはないでしょう。ただ、だからといって下手という事にはならないですよね?

関連性云々ではなく、自身の中での類似性という点では、ブリジット・フォンテーヌの<Comme a la radio>を耳にした時に似ているかなぁと。

尤も、インパクトやアヴァンさという点では本作はそこまでのモノではないかとも思います(逆に言えば、それだけ耳になじみ易いということでしょうか)。

余りにもどよ~んとしていたらどうしよう・・・と思ったのですが、ジャクソン・ブラウンやボブ・ディラン作品も取り上げており、そういった部分は杞憂に終わりました(^^;

時系列からいけば、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドでの作品以降に本作が位置するようですが、機会があればヴェルヴェット・アンダーグラウンドもちょっと聴いて、また、ニコの別作品にもリーチしてみようかとも思います。
収録曲
1.The Fairest of the Seasons
2.These Days
3.Little Sister
4.Winter Song
5.It Was a Pleasure Then
6.Chelsea Girls
7.I'll Keep It With Mine
8.Somewhere There's a Feather
9.Wrap Your Troubles in Dreams
10.Eulogy to Lenny Bruce

2 件のコメント:

  1. こんにちは、少しウンチク垂れると
    モデル兼女優のnicoさんは
    アンディー・ウォーホールのゴリ推しで
    お飾りとしてVUに入れられたので
    バンド内では完全に浮いた存在で
    VUの音楽性には全く影響力がないので
    興味の枝葉を折るようで恐縮ですが
    nico経由のVUはちょっとお薦めできません。
    VUは少なからずルー・リードや
    ジョン・ケイルに興味がないと
    かなりキツイと思います。
    ちなみにnicoのデビューシングルの
    プロデューサーはジミー・ペイジだっりします。
    又nicoの単独作品にはインチキ盤が
    数多く存在するのでご注意を(笑)

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    1. コメントありがとうございます。

      ロック史の教科書(笑)でよく見かけるバナナジャケット
      だけでも聴かねば・・・と、例によって強迫観念が
      出てきだした次第ではあります。

      微かに視聴した限りでは、もっとひっちゃかめっちゃか
      な音を想像していたのですが、そうでもないような(^^;

      ま、縁があれば何れつながってくるかも知れませんし、
      以前、少し接近したまま時間を置いている
      ルー・リードを先に楽しむのがいいかも知れませんね。
      (入手済み・未レビューが2枚手元に・・・嗚呼)

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