リリース:1974年
コメント:むぅ~~~っ・・・(意識して)頭で考えて聴く姿勢は採らないようにと思えば思うほど、「さて、この作品とどのように対峙すれば(イイところ探さねばぁーっ)」という事がムクムクと頭をもたげてしまいます。
CD帯には「・・・日本限定発売の貴重盤」とあり、ライナーノートの筆者は「・・・ロックの歴史に燦然と輝くライブアルバムとして、またライブにおけるジェフの、一切のごまかしや小細工のないギター・プレーの全てを記録した云々」と言っているのですが、今一つ小生的には今一つのめり込める要素を感じきれない観があります。
要因の1つは、いわゆる彼らの「持ち歌」を理解(この場合は記憶といった方が正しいか(^^;)していない事、もう1つはやはりと言いますか、インプロヴィゼーションの面白さ?に惹かれるところが少ない、という点でしょうか。
#後半(DISC 2)はそれでもまだ聴く耳を刺激してはくれます。
前者については一応<Beck, Bogert & Appice>も耳には入れているのですが、聴き込みが足りていないという点もありましょう。
後者については「それならライブ作品聴くなよっ!」ってツッコミ入れられそうですが(焦)、まぁ、こうしたトリオバンドの場合にはどうしても楽曲自体の変化と聴かせ方に「腕」がないとつらいかなぁと。
ひょっとしてトリオモノに対する取り組み方(笑)がなっていないのかも・・・と思ったりもします。
が、これならスタジオ盤でもよかろうと思えてきますし、同じトリオならクリーム(こちらも語れる程の聴き込みはしていませんし、況してライブ作品は未聴ですが)の方が面白いかなぁと(チョー生意気に!)思います。
まぁ、手厳しい評というよりは「素人の的違いな聴き方」なのだろうとは思いますが、暫くは「積極的に聴き返すリスト(勿論、個人の)」にはちょっと入ってこないかなぁ(^^;
師匠ページ情報では、殊本作が「よろしくない」のであって、他の同時期・同面子の音源には当然ながら「聴くべし」作品もあるとのことではあります。
確かに公式盤の2作品で悟ったような気になるのは流石に早計かと自身でも思います。
収録曲:
[DISC 1]
1. Superstition
2. Lose Myself With You
3. Jeff's Boogie
4. Going Down
5. Boogie
6. Morning Dew
[DISC 2]
1. Sweet sweet surrender
2. Livin' alone
3. I'm so proud
4. Lady
5. Black cat moan
6. Why should I care
7. Plynth / Shotgun (Medley)
こんにちは。
返信削除つい突っ込みたくなるような
作品レビューが続くので連投で
すみません(汗)
このアルバムはZEPPの
永遠の詩ぐらい残念なライヴ盤です。
ベックのギターはフラが少ないので
目賀葵さんご指摘の通りスタジオで
十分なのですが、勿体無いのは
ボガート&アピスです。
この二人はこんなものかと
勘違いされている方はですね
是非、cactusのライヴを聴いてください。
B,B&Aの100倍良いこと請け合いです!
コメントありがとうございます。
削除「・・・勿体無いのはボガート&アピスです」
という師匠の視点に「なるほど、そうかぁ!」と
素直に思う訳です。
カクタスも1枚だけ、例の「メタファ」サボテン
のジャケ(笑)のヤツですね、聴いてはいますが(^^;
思ったのですが、ボガート&アピスの音を聴くなら
「しっかりとvoがある体制」下で聴くのがイイ
のでしょうか?
ちょっとライブ音源を試聴してみたのですが、
B,B & Aよりも(当たり前ですが)ガツンと
voが効いている分、全体に分厚さがあって
「聴き甲斐」があるように思うのです。
何れにせよ、ライブ音源良さそうなので、
入手希望リスト入りさせて頂きました(笑)