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2013年6月30日

Strangers in The Night / UFO

リリース:1978年
コメント:'80年の<Michael Schenker Group>から'84年の<Rock Will Never Die>までは一通りマイケル・シェンカー・グループ(MSG)作品は既聴ではあります(何作かは未レビューもあり・・・(汗)


で、M.シェンカーは知ったつもりではいたのですが、当たり前の如く「スコピ時代は?UFO時代は?聴いたんか?」というツッコミには「す、すみません」と開き直らせて頂きますm(_ _)m

尤も、作品まるまるを聴いた事がないという意味で、楽曲のいくつかは後年のライブでも取り上げられていたりしましたので、これまた保険の意味合いで対峙できるという点で助かりましたよ(^^;

いきなり「総決算」的な作品&ライブという事もあり、入り方の是非は別としても、これはなかなかにしてすばらしい作品ではないかと思います。

[1]でのフィル・モグが多少音痴っぽく聴こえるのはご愛嬌として(笑)、この'70sハードロックの飾らなさの中にあるロック野郎っぽさが、案外'80sハードロックで「HR耳」を作られた小生にとっては、何と言いますか「ノー・エフェクト」っぽくてよく響いてきます。

ちょっとポップな組み立てながら小生はそのgソロが大好きは[7]や昔々コピーした[10]とかもやはりご本家は違うなぁ(^^;

で、個人的なベストテイクはもちろん[12]で決まりですね。中盤のgソロの入り方もかなりゾゾッと来るのですが(笑)、何と言っても曲終わりにかけて攻めが何とも気持ちイイ!

続く[13]もスタジオ盤で聴いたものとは(良い意味で)かなり違って、こうしたマイケルの弾き倒しを味わえるのは何とも快感ですねぇ。

同封されていたライナーに見えるのは「・・・ポール(・チャップマン)の演奏テイクをベースに、gパートをマイケルのそれに入れ替えたのではないか・・・」みたいな説もあるようで、まぁ、スタジオ作業はある意味でリスナーにとっては密室同然ですから何があっても不思議ではありませんが、それにしたってgファン(いや、マイケルファンか(笑)にとっては、MSG前のマイケルも知るべきだと思いますので、これはこれでOkayって事で。

先のイアン・ギラン・バンドと同じようにライブ盤に惹かれたという同じパターンなので、さて、スタジオ盤を攻めた時の落差はどれほどものなのか・・・ま、それも愉しみの一つか(^^;
収録曲
1. Hot 'N' Ready
2. Cherry
3. Let It Roll
4. Love To Love
5. Natural Thing
6. Out In The Street
7. Only You Can Rock Me
8. Mother Mary
9. This Kid's
10.Doctor Doctor
11.I'm A Loser
12.Lights Out
13.Rock Bottom
14.Too Hot To Handle
15.Shoot Shoot

4 件のコメント:

  1. こんにちは。
    購入されたアルバムはボートラを加えて
    曲順を本ライヴのセットリストに戻した
    Exp盤ですね。

    アナログ盤を夢中になって繰り返し
    聴いていた私には
    MCに続くNatural Thingの
    出だしイントロが耳にこびりついていたので
    最初このExp盤を聴いた時はズッコケました(笑)

    (アナログ盤version)
    1. Natural Thing
    2. Out in the Street
    3. Only You Can Rock Me
    4. Doctor Doctor
    5. Mother Mary
    6. This Kids
    7. Love to Love
    8. Lights Out
    9. Rock Bottom
    10. Too Hot to Handle
    11. I'm a Loser
    12. Let It Roll
    13. Shoot Shoot

    収録分数の都合で曲をカットし曲順を変えて
    人工的に作り出した上記セットリストを
    耳がしっかり覚えてしまったため
    私は今でもこのライヴは旧規格盤の
    CDで聴くことが多いです(笑)

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    1. コメントありがとうございます。

      ボートラ+セットリスト順通りに、という事は
      全く知らずの入手ではありました。
      #なのでノドの出来上がっていない[1]は音痴
      #っぽく聴こえるのでしょうか(笑)

      昔はアルバムの曲順、当然、「B面の頭のヤツ」
      とかいった指定の仕方で仲間内で盛り上がった事
      もよくありましたが、ノベタンで楽曲を聞き流す
      傾向が高くなってきた頃(=CDというメディア
      が幅を利かせてきた頃)からは、そうした音楽に
      附帯する「あそび」みたいな部分もだんだんと
      なくなって行ったように思います。

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  2. 僕も昔盤しか持ってないです。シェンカー体験はこれが初でした。
    で、僕もスタジオ盤にさかのぼったのですが、アンディパーカーのせいか、シェンカーのせいか知りませんが、スタジオ盤のほうが総じてテンポ速くて聞きやすいんですよね。この時代のバンドならライブ盤のほうがハードになるはずなのに。Rock Bottomとか如実ですよね。でも、このライブのRock Bottomのソロはちょっと神がかっているので聞かざるを得ない。あと、Love To Loveかな。。僕はシェンカーはUFO時代のほうが好みなので今でもよく聞きます。。ってよくよく考えるとフィルモグが好きなのかも。。クリスタルライトとかHigh Flyerとかがフェイバリットチューンだったりするし。
    とにかくシェンカー在籍時のスタジオ盤はコンプリートすべし、ですよ!あれ、もうされてるかしら。。

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    1. コメントありがとうございます。

      まだまだ「歯抜け」状況の(マイケル在籍時の)UFO諸作品。
      温故知新。。。ではなく、昔のは聴いても、今のものは
      聴く気が起きないのが何とも。。。
      もとい。'70s HRも小生にとっては未開拓分野の1つでして、
      深紫/虹、白蛇、蠍団、黒安息日。。。辺りは、少なくとも
      しっかりと聴きたいなと考えております。

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