リリース:1980年
コメント:ラリー・コリエル氏のイレヴンス・ハウスでも演奏していたキーボード奏者マイク・マンデルの'80年作。
多分未だCD化になっていない(なる気配もない?)本作ですが、どこかの中古レコ市で引っ張りあげたのはもう何年前の事やら...
少なくとも一度はプレーヤーに乗っけているハズですが、レビュー記録がない事に気付いての再視聴です(笑)
プレースタイルとしては弾き倒すタイプではありませんので、楽曲としてもある意味、おとなしめな感じでまとまっています。
尤も、おとなしめといってもバラッドやナイトキャップ・ミュージック風という意味合いではなく、エレクトリックなスローファンク(A1、B1)もあれば、ヒューバート・ロウズ辺りのフルートを絡めたフュージョン風楽曲、B3はアップビートでいかにもなフュージョンな香りで個人的に一押しですかね。
特にリード(サックス)がよく幅を利かせているアレンジが多く、なるほどとクレジットを見て分かったのですが、ソロリストとしてはヒューストン・パーソン、ゲリー・ニイウッド、ボブ・バーグといった有名プレーヤーがそれぞれ2曲ずつ受け持っているのですね。
小生はB.バーグの名前しか既知ではないのですが、B.バーグと言えば、彼とコンビを組んで二頭体制で活動していたギタリストは誰?判ったあなた、はい、ジャズ/フュージョン検定2級です(な〜んて、ね)
もとい。M.マンデル個人として癖のあるプレーという部分は、正直、強くは感じられないのですが、こうしたリード系やブラス系と合わせた楽曲全体を見る(聴く)と、いい感じなのですね。
まぁ、スピード感とかエッジを甘くしたブレッカーBros.に、多めのシンセサイザーを振りかけると何となく似た感じの音になるかなぁと(^^;
追伸
何だかんだと書きつつも、フュージョンにお熱だった頃に本作を入手した最大理由は、やはりココにも(スティーヴ・)カーンさんが参加しているから...だったりします。嗚呼... m(_ _)m
収録曲:
A1. Don't Cha Give Up
A2. Woman Of Truth And Future
A3. Indlans
B1.Old Time, New Town, Up Your Avenue Stomp
B2. The Glider
B3. Times Square
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