リリース:1986年
コメント:'77年から'81年にかけて録られたライブ音源をミックスしたライブ盤?です(あ、別に悪意のある言い方はしていませんよ(笑)。
ABBAって小生の中ではちょっと微妙なグループでして、これまで作品(アルバム)を視聴した事はありません。
先ず、彼らの全盛期が'80s直前辺り(と勝手に決めてしまっていますが(^^;)とすれば、小生の洋楽事始めの時期には既に話題に上る事もなかったグループという事になります。
とは言え、これは「知らない」という意味ではなく、TV番組などの挿入歌としてよくよく耳にする事もあり、取り立てて「聴く」体制に入る興味など小指の先ほども湧かなかったというところです。
#'80s初期辺りだと、アラベスクとかノーランズとか、そう言うグループと
#一緒なのかなぁと子供心に思ってもいましたし(^^;
一年半くらい前でしょうか、たまたま街の中古レコ屋でヤンネ・シェッフェルというギタリストのソロアルバム<Earmeal>を見かけて入手したのですが、このアルバム(アナログ)の帯に「ABBAのギタリスト云々」という文字を見つけて、おやおや…と興味の虫が動き始めました(^^;
その後直ぐにABBA作品に着手しなかったのはいつもの事ですが(爆)、たまたまLiveとタイトルの付いた本作を安棚で見つけましたのでコレ幸いと入手。
言わずもがな、「J.シェッフェルも参加してるのかなぁ...」と期待もしたりしましたが、こちらの方は残念ながらクレジットはありませんでした...残念。
さて内容の方ですが、贅沢に14曲もの楽曲を詰め込んでおり、加えてこの中には有名どころもたっぷり収録されております。
少なくともUKチャートで#1をカッ飛ばしたのは[1]、[2]、[8]、[10]、[11]、[13]などで、「[5]も#1じゃないの?」と思ったりもしますが、これは最高位は#2だそうです。
何れにしても、非英語圏(母国語が英語ではない)から出て来て見事にワールドワイドで成功を納めたグループとしては、ひょっとして未だに彼らに比肩するそれはいないのかも知れませんね。
明示的に解散宣言が出されたのか知ってはいませんが、2006年にリリースされたベスト盤<ABBA Gold>がワールドワイドで1,000万枚越えのセールスを記録しているらしい事からも、根強さが窺い知れます(と同時に、全盛期から30余年過ぎてからでさえ1,000万枚の売り上げを稼げるアーチストって、今後出てくるのか知らんと思ったりもします)。
ライブ音源としてどうなんだ、という点も評価対象になるのでしょうが、小生、前述のようにスタジオ盤をまったく聴いてはいませんので、スタジオ盤とライブ盤での「パフォーマンスの幅」にどれ程の差異があるのか判りません。
ただ、少なくともABBAはロックバンドではないですから(^^;そうした演奏の幅を求めるよりは、ある意味、スタジオ盤に近い再生スタイルの方が喜ばれる傾向が高いのかな?とも思います。
収録曲:
1.Dancing Queen
2.Take A Chance On Me
3.I Have A Dream
4.Does Your Mother Know
5.Chiquitita
6.Thank You For The Music
7.Two For The Price Of One
8.Fernando
9.Gimme! Gimme! Gimme! (A Man After Midnight)
10.Super Trouper
11.Waterloo
12.Money, Money, Money
13.The Name Of The Game / Eagle
14.On And On And On
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