リリース:1989年
コメント:自伝的映画のサントラであった<Purple Rain>で世界制覇を達成した殿下は、その後もその独自な音楽観と共にシーンを刺激し続ける訳ですが、小生の手元にはまだその時期の音源が入手できておりません。
なので、ちょっと飛びますが'80s最後の年(89年)に奇しくもサウンドトラックという位置付けでリリースされた本作を先にご紹介します。
#あ、言うまでもなく映画の内容とかには一切触れません。
#と言いますか、観てもおりませんので(苦笑)
映画「バットマン」自体には、勿論、殿下はご出演されておらず、完全な音楽担当という位置付けでの参画です(何でも、殿下は大のバットマンファンなのだとか)。
サントラ作品だといわゆるBGMと言いますか、歌詞なしのナンバーが多く含まれるのですが、生真面目な殿下は全てボーカル作品として上梓されております。
どちらかと言えば、自身の作品では常に挑戦的と言いますか、ただじゃ済まない?楽曲性で攻める殿下ですが、流石にそこはわきまえておられます。
本作ではアーティスティックなノリはソコソコに抑えて?より娯楽ポップな感じを優先させておられる感じを受けます。
まぁ、殿下の実力を持ってすれば、このさじ加減、塩梅(あんばい)も容易いということでしょうか(ちょっと「よいしょ」し過ぎかなか(^^;)
某◯ックオフへ行けば250円棚に間違いなく並んでいる本作ですが、今こうして流していても不思議に無理なく聴くことができます。
試しに[9]を除いて本作を流してみると面白いかもしれません。果たして何人くらいの人がこの音を25年前に殿下が創造した音だと気付く事ができるでしょうかね。
今時のダンスフロアに流しても違和感ゼロ、古臭さゼロで通じるのではないでしょうかね?(笑)
収録曲:
1.The Future
2.Electric Chair
3.The Arms Of Lion
4.Partyman
5.Vicki Waiting
6.Trust
7.Lemon Crush
8.Scandalous
9.Batdance
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