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2015年5月24日

さてこそ(+5)/ チャクラ

リリース:1981年
コメント:チャクラの2枚目ですが、先の視聴で耐性をつけた…と言うより、多分、中毒症状になった言う方が正しいように思います。

期待通りと言いますか、いやはや、やはり引っ張られますねぇチャクラ・ワールドに(^^

よりエレポップと言いますかテクノポップと言うのか、全体としての世界観が 「確」っとしてきているのではないかと思えます。

前作の[福の種]みたいなパワーアップ/チーアアップ・ソング?の[1]からして聴く側を鼓舞し、次に落差の大きい変化球[2]をブッ込んでくるあたりの流れは、正直、初めて聴いてから暫くの間は寝ても起きても頭の中をリフレイン。

小川氏曰く、曲中でボソボソしゃべっている言葉も意味があるようで無いような「ハナモゲラ語」に近いとかで、エンディングのセリフの不明さ加減と併せてステキです(^^

先のテクノポップ云々とはもちろん、音の作りに則して添えた言葉ではありますが、必ずしも曲調がピコポコ主体ではない事は作品を視聴されればお判りになると思いますが、個人的には[5]のようなニューエイジ的な香りもさせ(歌詞もなんだが文学というか散文詩的で、あえて沢山を語らないのが狙いなのかな)、まぁ演じているのではないのでしょうが、インテリな感じもしますね。

実験的といえばそうなのでしょうが、歌詞の無い[2]もそうですし、[8]で工事現場の音をサンプリングにしても何故ここまで「合う」のか不思議なくらい楽曲を引き立てているんですよね。

はぁ 〜強力ですねぇ、この吸心性...吸心性なんて言葉は存在しないと思うのですが、一気にこのグループの面白さに引っ張り込まれるこの感覚を字面で表そうとすると、こんな感じかなぁなんて。

そうぼんやりと思うと、面白い事にWha-ha-haを聞き知って1枚目2枚目とズブズブ行ったときの流れに似てなくもないかなぁと(^^
収録曲
1.めだか
2.ミュンミュン
3.おちょーし者の行進曲
4.You need me
5.これから死んでゆくすべての生命体に捧げる 詩
6.いとほに
7.Free
8.Ⅲ
9.微笑む
10.ちょっと痛いけどステキ
[Bonus Tracks]
11.You need me [early take]
12.おはよーみなさん[early take]
13.ミュンミュン[early take]
14.ちょっと痛いけどステキ[early take]
15.これから死んでゆくすべての生命体に捧げる 詩[early take]

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