リリース:1978年
コメント:手元のリストを確認してみたところ、本作、入手したものの未レビューのままである事が判明し...いつ頃入手したのか記憶も定かではありませんが、ジャズ/フュージョンに執心していた頃となれば5年前どころでは済まないでしょうな(^^;
もとい。B.コブハムがCBSに移籍しての2作品目にあたる本作、作りとしては前作<Magic>よりも明るくポップな感触を抱くのは、チャールス・シングルトンとカマルというボーカル2名を擁して歌モノを入れているという点が大きく作用しているのでしょう。
(スティーブ・)ガッド先生やハービー・メイソンといった少し後発のドラマーの評価がグッと盛り上がり、B.コブハムは当時「ハードでジャズっぽいドラマーは時代遅れ」と評論された事もあったらしいのですが、勿論、それが全てを決する評でない事は貴兄もご承知の通り。
小生などは、一点突破、むしろB.コブハムの楽曲にはまさにその点を強く望むものであります(^^)
で、本作でのB.コブハムさんはどうかと言えば、小生のような輩には少し柔らかい(ハードヒッターと言うには少し弱い?)感じではあります。
[A3]や[B1]辺りはその爽やかさ軽やかさに思わず「誰のアルバムだったっけ?」と思わずにはいられないでしょう(^^)
因みに、B1で爽やかさ度UPに貢献しているヴィブラフォンは、はい、マイク・マイニエリの手によるものです(何時もながら美しいvibですね)。
勿論、[A2]等ではしっかりと例のゴロゴロゴロと上方から転がり落ちてくるような連打も味わえますので、まぁ、時代的な部分も考慮した果てのプロデュースなのかと善意に解釈します。
更に因みに、(スティーブ・)カーンさんは本曲でのみアコースティックギターで参加との事で、カーンさん参加が入手条件の1つになっている小生にしてみれば、ちょっと(ってか、かなり)残念。
キーボードにはヨアヒム・キューン、ベースにはランディ・ジャクソン等が参加しています。
収録曲:
A1.Bolinas
A2.La Guernica
A3.Pocket Change
B1.Indigo
B2.Opelousas
B3.Early Libra
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