リリース:1985年
コメント:毎年G.Wの頃がこんなに暑かったか…記憶も少しづつ薄らいでおりますが(^^; まぁ、何れ青空が覗いてくれる分には良しとせねんばいけませんでしょうか。
久し振りに覗いた古本屋@西池袋の店先にあった廉価中古レコードの箱にコレ、'til Tuesdayがありましたのでついつい入手(捨て値の300円(笑)
記憶に残っているのは間違いなくシングルカットされてスマッシュヒットした[A5]な訳ですが、それもそのはずで、以降'80s終わりまでに2枚のアルバムをリリースしているのですが、結局は本作のセールスを越える成功は無かったようです。
ボストンのラジオ局が主催したコンテストでの優勝がきっかけで、一般的なサクセスストーリーに従えば、ローカルレーベルと契約し…となりそうなところを、一気にメジャーレーベルと契約しての全米デヴュー作が本作でもあります。
紅一点のエイミー・マン(vo、key)はバークレイ音大を中退してバンド活動しながら他面子との接点を持ち本グループを形成した事からも判るように、ほぼ彼女の想いを具現化したのが'Til Tuesdayと言えるのかなと(実際、全ての楽曲(歌詞および作曲)は彼女の名義でクレジットされています)。
全曲を視聴したのは今になって初めてなのですが、アメリカン ニュウェーブといった括りになるのでしょうか。
全体的にはシンセでの音作りに、ベースの(スラップなどによる)パンチを効かせたモノが多いAサイドと、少しメロを強く推すBサイドという感じで構成されています。
Aサイドは文句ナシに[A5]で決まりなのですが、それが逆に飛び出しすぎな感じを受ける一方、Bサイドはいいバランスではないでしょうか。
自分たちの力量は平均を優に超えている事は承知していたでしょうが、どうもワンマンの色が強すぎたのか、グループとして存在させる意味が今ひとつ稀薄な感は否めないかなと。
収録曲:
A1. Love In A Vacuum
A2. Looking Over My Shoulder
A3. I Could Get Used To This
A4. No More Crying
A5. Voices Carry
B1. Winning The War
B2. You Know The Rest
B3. Maybe Monday
B4. Don't Watch Me Bleed
B5. Sleep
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