リリース:1969年
コメント:同時期に異なるレーベルで録音を残す...特段、ジャズの世界に限っての事ではないとは思いますが、この方フレディ・ハバードも'60末頃にはいろいろなレーベルでその演奏を残しております。
小生のF.ハバードへの印象と言えば、V.S.O.Pでの(マイルス御大の代わりとしてい)tp吹いていた人、とか、CTIレーベルで微妙なジャズ・フュージョン路線演っていた人...といった部分が大きく、「クリフォード・ブラウン亡き後、マイルスとディジー(・ガレスピー)を別格とすれば、ジャズトランペッターとして最高峰...」と言った、まっとうな評価の彼については何も知らない状態ではありました。
このアトランティックレーベルで録られた<The Balck Angel>を小生が手にしている理由は、某ジャズ本での本作の紹介記事に「初期のジャズ・ロックを感じさせる云々」の一文があったからです。
その気で対峙してみるとちょっと肩透かしを食う感じではありますが(^^;、確かに16ビートで展開されてる流れとアプローチはそうした匂いがしなくもありません。
むしろ小生としての収穫は、フリージャズのようなスペーシーなイントロからバップへと展開してゆく[1](バックのエレピも何ともイイ響き)や美しいバラッドの[2]、ラテン風味で軽やかなピアノとフリューゲルが心地よい[5]等、あれれ、気づいてみればフツーにジャズ聴いていましたよ(^^
収録曲:
1.Spacetrack
2.Eclipse
3.The Black Angel
4.Gittin' Down
5.Coral Keys
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