アーティスト:
リリース:1978年
評価:★★★★
コメント:飄々としているようで、時にものすごくシリアスな歌も聴かせてくれるベン・シドラン(p、vo)。
彼が'78年のモントルー・ジャズ・フェスティバルで当時のアリスタ・オール・スターズを引き連れてのパフォーマンスを収めたライブ盤です。
'78年のモントルーでは、他にラリー・コリエル<European Impressions>(邦題:ヨーロッパの印象)、マイク・マイニエリ&ウォーレン・バーンハート<Free Smile>、アリスタ・オール・スターズ<Blue Montreux I>および<II>といった、稀に見るフュージョン傑作ライブが録られた事でも有名。
予想に反せず、本作もものすごい事になっています(^^;
自作、スタンダード、ビートルズ・カヴァーと、曲も演奏も見事にライブという舞台にバッチリ合っており、B.シドランのpの腕前も良く認識できると共に、アリスタ・オール・スターズの演奏も楽しめるという大サービス作品でもあります。
小生は特に[3]でのランディ・ブレッカー(tp)とB.シドランのデュオが素晴らしく美しいのが印象に残ります。
先述の他の同ステージでのライブ盤それぞれを聴き比べて、というよりもシリアルに流して擬似「モントルー'78」を楽しんでいるのは私だけでしょうか f(^^;
ラリー・コリエルのそれのみ、未CD化なのでしょうか・・・
因みに、私は(それだけ)アナログ盤で聴いています。
収録曲:
1.Eat It
2.Song for a Sucker Like You
3.I Remember Clifford
4.Someday My Prince Will Come
5.Midnight Tango/Walking with the Blues
6.Come Together
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