評価：★★★★
コメント：オリジナルでは'78年と'80年に別々にリリースされたアルバムを２in１にしたＣＤです。
マイケル・マントラー（tp）を中心に、前者ではラリー・コリエルのジャズ・ロック・テイスト溢れるギターが、後者ではそのコリエルとも交流の深いフィリップ・カテリーンがギターを担当しています。
タイトルこそ＜Movies/More Movies＞となっていますが、映画のサウンドトラックではありません。
拍子抜けするようなシンプルなタイトルとこの手の楽曲には珍しく３～４分程度の尺でまとめられている点では、非常に聴き易い作品と思います。
Movies/More Moviesとも、自分なりの画を頭の中に描いて聴いてみると、ひょっとしたらいいサウンドトラックになるのかもしれません（とここまで書いて、敢えて曲名に味気ないタイトルを附しているのは、案外そんなところを狙っての事なのかな、と思い至りました）。
両作に共通しているのはM.マントラー、スティーヴ・スワロウ（b）、カーラ・ブレイ（p）。
Moviesではdsにトニー・ウィリアムス、More MoviesではdsにD.シャープ、saxにゲリー・ウィンドといった面子になっています。
収録曲：
1.Movie One
2.Movie Two
3.Movie Three
4.Movie Four
5.Movie Five
6.Movie Six
7.Movie Seven
8.Movie Eight
9.Movie Nine
10.The Sinking Spell
11.Movie Eleven
12.Will We Meet Tonight?
13.Movie Thirteen
14.The Doubtful Guest
15.Movie Fifteen
16.Movie Fourteen
17.Movie Ten
18.Movie Twelve
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