評価：★★★
コメント：アーバン・コンテンポラリー・ジャズ街道を突き進んでいたデヴィッド・サンボーン(as、ss etc.)の'80年作品。
正直、D.サンボーン作品は、他アーチスト作品での客演などを除き、それ程集中して聴いたことはありません。
が、聴くと瞬時にそれと判る辺り、D.サンボーンの音色はやはり事人ならではなのだと思います。
興味の無い人から言わせれば「どれも同じに聴こえる」楽曲なのかも知れませんが、根底にあるＲ＆Ｂ的なスピリットとフレーバーを上手くソフィスティケイトさせる手腕。
バックの強力な布陣とも相まって、本作がグラミーにノミネートされただけのことはあります。
日本人心をくすぐる演歌にも通じる「こぶし」廻しに、ちょっとうっとりします(^^;
なお１曲だけですが、ダニー・コーチマーが客演しています・・・なぁんてところ誰も聴いてないですよね(^^;
収録曲：
1.Hideaway
2.Carly's Song
3.Anything You Want
4.The Seduction (Love Theme)
5.Lisa
6.If You Would Be Mine
7.Creeper
8.Again an Again
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