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2005年2月14日
New York Connection / Harris Simon
リリース:1987年
評価:★★★
コメント:ハリス・サイモン(p、el-p、harm)がリーダーを務めるグループのファーストアルバム。
リリースされた年代を考えれば、ブレッカーBros.が<Heavy Metal Be-Bop>を出し、モントルー・ジャズ・フェスではアリスタ・オール・スターズが喝采を浴びて・・・と、正にフュージョンシーンの華やかなりし頃です。
そこへ持ってきて本作を聴いていただけば一聴瞭然ですが、それらの持つ雰囲気とは少しばかり趣を異にするスタイルであることがわかります。
何と言うか、かなりジャズ的なエッセンスが色濃く出ているんです。
無論、エレクトリックな部分も多分にありますが、アップ・テンポでラテン風味の楽曲、まるでバップやファンキー・ジャズと言ってもいいようなスタイルなんですね。
それ故に、すごく熱い感じがするのです。歴史的にはフュージョンの勢力は'80s中期辺りで衰退して行きますが、そんな事をある程度見越していた上で、この時点で本質的なジャズの熱さを上手く「フューズ」させていた一人なんじゃないかと思える訳です。
クラウディオ・ロディーの熱いトランペット、マイケル・ブレッカーの熱いテナーサックス、ジョー・ファレルの涼しいフルート(^^; 、いい作品だと思います。
収録曲:
1.All Points South
2.Stonehenge
3.Romance of Death
4.New York Connection
5.Don the Don
6.Loufiana
7.North Station
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