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2005年2月18日
Patrice / Patrice Rushen
リリース:1977年
評価:★★★★
コメント:デビュー時の様々な力量から才女の誉れ高いパトリーシュ・ラッシェン(vo、key、p、g、etc..)の'78年作品。
そのデビュー時からジャズ色の強い作品を続けていた彼女(ファーストではジョー・ヘンダーソンなどもサポートしていましたね)ですが、その後、レーベルを移籍して以降は本作のようなR&B/ポップ色の強い作品をリリースするようになります。
本作はその移籍後の第1作目です。
確かに、彼女に(ジャズミュージシャンとしての)期待を抱いていたファンからは非難されたそうですが、これは彼女に始まった事ではなく、時にジャズが時代の変化に晒される'70s、フュージョンなどの(何でもあり的)コンテキストで勝負したジャズミュージシャンは沢山いるでしょうし。
ダンサブル、おしゃれな楽曲が並ぶといっても、その質は極上。
自作の曲は無論の事、自らアルバムのプロデュースの一翼を担う辺りは流石に”才女”と呼ばれるだけのことはあります。
R&Dドラマーの重鎮ジェームス・ギャドソン、E,W&Fのギタリストとしても活躍したアル・マッケイなど、結構玄人受けしそうなバックもすばらしいです。
収録曲:
1. Music of the Earth
2. When I Found You
3. Changes (In Your Life)
4. Wishful Thinking
5. Let's Sing a Song of Love
6. Hang It Up
7. Cha Cha
8. It's Just a Natural Thing
9. Didn't You Know
10. Play!
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