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2005年12月14日
Slow Drag / Donald Byrd
リリース:1967年
評価:★★★★
コメント:小生の中では、久しぶりにドナルド・バード(tp)作品を聴いたように思います。
本作では、D.バード+ソニー・レッド(as)がフロントの2管で、セダー・ウォルトン(p)、ウォルター・ブッカー(b)、ビリー・ヒギンス(ds)といった布陣。
'70sに入ってからの一連のスカイハイ・プロダクションものでのD.バード諸作を好んで聴く私の様な初心者にしてみれば、本作を含むそれ以前の作品については、もっともっと聴く耳を養わなければいけないのですが・・・
'60s末という時代を考え、本作もあまり「ジャズ然」としたところよりも、そこから少しはみ出しそうになっている辺りに思わずニンマリとしてしまいます。
B.ヒギンス(?)の、歌ともリーディングともつかぬ声(ラップなのかな?)が入った[1]などはその典型かも知れませんし、軽いボッサテイストの[3]なども、あと少しでフュージョンと括られてもいいような爽やかな感触を受けます。
[4]に至っては、B.ヒギンスの叩くドラムのリズム、D.バードのトランペット・ソロ、S.レッドのアルトサックスによるテーマなどを聴くに連れ、ジャズロックの風合いすら感じられます。
常々、バップやモードと演(や)っていたD.バードもしっかり聴かなきゃ・・・と反省している小生ですが、やはり自分の耳が欲しがるのは本作も含め、ちょっと本道から外れた(?)D.バードだったりします(^^;
[5]のカッコよさも秀逸です。C.ウォルトンのピアノと2管が奏でるテーマにすっかりやられますよ!
閑話:
ずっと本作のタイトルを「Slow Drug」と思っていた小生。
「おぉ、なんとクールなタイトルか!」と思っていたのですが、正しくは<Slow Drag>でした。
(/。\)はずかしー!
収録曲:
1.Slow Drag
2.Secret Love
3.Booker's Bossa
4.Jelly Roll
5.The Loner
6.My Ideal
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