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2005年12月5日

The Magic Of Ju-Ju / Archie Shepp


リリース:1969年
評価:★★★★
コメント:そのジャケットの強烈さ(^^;と共に[1]での音だけで判断されてしまうのでは?(それは余りに早計というものですが・・・)

と、こちらが余計な心配もする訳ですが、何もアルバムを聴くのに頭(1曲目)から聴かなければならないという制約も無い訳でして・・・

'67年作の本作を初めて耳にした時、私も(多くの方と同じように?)[1]を数分「聞いた」だけでリタイアしてしまいました(^^;

「これを18分もやられては・・・」と思ったものですが、実は調和的な大団円は最後の1分にあります。

「17分は伏線で、これを狙っていたの!?」と勝手に納得するようになってから、自分なりにフリーだ、前衛だと言われるこの音の「落としどころ」を探る面白さのようなものを見つけたと思っています。

また更に言えば、本作の他曲を聴いてみればお判りの通り、非常にソウルフルというかR&B臭を放っているのが歴然としています。

時に「ジャケ買い」も思わぬ収穫に繋がることもありますが、本作などそういった面でちょっと損をしているように思うのは私だけでしょうか?
収録曲
1.The Magic of Ju-Ju
2.You're What This Day Is All About
3.Shazam!
4.Sorry 'Bout That

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