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2005年12月24日
Plenty, Plenty Soul / Milt Jackson
リリース:1957年
評価:★★★★
コメント:MJQを含め、未だその作品の多くは未聴ではありますが、何かミルト・ジャクソン(vib)作品を聴いてみたいと思い立ち入手したのが本作。
ゲーリー・バートンやマイク・マイニエリといったvib奏者を聴いた耳で本作と対峙すると、M.ジャクソンそのもののプレーと言う局所的な部分については、なんとブルージー、且つ、ソウルフルという言葉が似合うのだろう、言うのが第一印象でした。
特にM.ジャクソン自身の手による[1]に強くそれを感じる訳です(加えて[3]のスローバラードもなんともいい感じなのです)。
また、同じ[1]でのアート・ブレイキーのdsがこれまたM.ジャクソンを煽るような素晴らしいプレーを見せています(音もデカいんです(^^;)
更にはクインシー・ジョーンズがアレンジャーとして全曲を担当。この時、Q.ジョーンズは20代前半の筈ですから恐れ入ります。
そのQ.ジョーンズの手による[2]の軽快さも印象に残ります。
[1]-[3]と[4]-[7]で録音メンバーが異なりますが、どの曲も基本的には見事にM.ジャクソンの熱さを提示するに余りある楽曲が並び、あまりハードバップものといって畏まった聴き方をせずとも楽しめる一作ではないかと思います。
R.ピーターズの変名でキャノンボール・アダレイ(as)が参加しているのは有名な話だとか。
収録曲:
1.Plenty, Plenty Soul
2.Boogity Boogity
3.Heartstrings
4.Sermonette
5.The Spirit-Feel
6.Ignunt Oil
7.Blues at Twilight
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