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2005年12月7日
Rendezvous With Now / Munoz
リリース:1978年
評価:★★★
コメント:別段、マイナーなアーティストを選り好んで聴いて悦に入っている訳ではありません。
がしかし、この人、ムニョス(g、perc、vo)もマイナーの極みみたいな様相を呈してはいるのですが・・・
本作がCD化されたこと自体が奇跡的かも知れません(^^;
同レーベル(インディアナ・ナビゲーション)で'76年にファロア・サンダースが残したアルバム<Pharoah>を聴いてムニョスの事を知ったのですが、その時のプレーが妙に耳に残ったのでした。
その時のプレーはとても柔らかいディストーション(時代的にはファズ?)トーンで、P.サンダースの曲になんとも言えぬ暖かさを提供していました。
本作は、無論、ムニョスのリーダー作ですが、P.サンダースの作品で受けた感触とはまた少し異なり、結構、アヴァンな感じでギターをかき鳴らしている場面も見受けられます。
尤も、同じくP.サンダースの作品に参加したことがあるソニー・シャーロック程は破壊的な?スタイルではないのですが(^^;
インレイ(裏ジャケ)に記されたムニョスのメッセージを読むと、非常に観念的というか精神的な事柄が書き連ねられています。
多分、[1]などについても(ライナーで脇谷某氏が指摘するように)ギターによるコルトレーン的表現として捉えることも十分可能かと思います。
続く[2]なども、同じくP.サンダースが表現する楽曲にそっくり(^^;
こんな言い方をするとムニョスに対して失礼になるのかも知れませんが、コルトレーンにせよサンダースにせよ、コンテキストからすれば私の大好きな範疇ですので、問題なく受け入れられる(&楽しめる)作品ではあります。
お節介:
もし[1]を聴いて「折れそうに」なったら(笑)、先に[2]-[4]を聴いてみて下さい。聴き易さという点では格段に違いますので(^^)v
収録曲:
1.The Shepherds Chant
2.Blessings
3.The Word of God Chant
4.Waiting for Now to Be Forever
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